渡邊名誉教授からのメッセージ

2011年7月25日(月)に渡邊先生のつまようじ法訪問実習を開催しました。
その際、先生は「川崎で初めてつまようじ法に取り組む医院として、おおかめ歯科クリニックには拠点となるよう頑張って貰いたい。」とおっしゃられました。
実習中も当院スタッフからの質問一つ一つに丁寧に熱意をもって、また飾らない言葉で答えて下さった姿に温かい人柄を感じました。
こうしたやり取りの中、これからの歯科医療のありかたについて熱く語っており、川崎の拠点となるようにとの私たちへのメッセージとして記録しておきたいと思います。

渡邊名誉教授からのメッセージ

これまでの歯科医療では、治療が終わると「また悪くなったら来てください。」と言っておりました。これは疾病対応型の医療です。
しかし、これからは健康を発想のスタートラインにする必要がある。これを ” Self Oriented Concept “とよびます。今日来院した人が、健康の保持・増進して帰れるようにしなければならないし、そうするのが私達の仕事である。
したがって、歯科医師として、歯科衛生士として、歯科助手として今このひとに何ができるのか?をそれぞれが考え行動しなければならない。

渡邊先生は「健康な人が、健康で長生きできて、健やかに老いれるようにするのが、僕らの仕事なんよ!」とおっしゃいました。

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では、健康ってなんや?
それは、肉体的・精神的・社会的に良好な状態。
肉体的に良好:今まではこの状態しか考えていなかった。治療優先。
精神的に良好:ニコっと笑ってくれる状態。
社会的に良好:私たちからではなく、自らおしゃべりをしてくれる状態。
これまでの歯科医療は、精神的・社会的に良好な状態にまでおよんでいなかった。

おおかめ歯科クリニックには、川崎の拠点になってもらいたい・・・・・
ニコっと笑っておしゃべりして帰る。こうなったとき、この歯科医院に来た価値がある。
つまり、気持ちよく・安心できて・綺麗になるを提供できる歯科医院を構築しなければならない。
これが、新しい歯科医院のあり方だと渡邊先生は力説した。

つまようじ法は、健康の保持・増進する手法の一つとして有効な方法であると語った。
しかし、まだ完成した方法ではなく、施術する人によって違いがあるのも事実であるが、ただ唯一、「健康の保持・増進するのだという”心”だけは変わらない。」と先生は語っていました。

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「僕らがおったらあかんの!!」
一回通って、自ら独立して健康の保持・増進ができれば理想。しかし、なかなかそうはいかない。来院した人に口腔衛生指導し「自分たちで治すんだ!!」という動機づけをする。それでもうまくできない人がいれば、独立して健康を保てるまで、こちらが健康の保持・増進のお手伝いをすることが必要。